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InfoCom ICT経済報告 No.24

2009年10-12月期のポイント

参考の表

2009年10-12月期のICT生産は、6四半期ぶりに前年同期比で増加に転じた。鉱工業生 産全体が前年比マイナスにとどまる中、ICT生産が先行して回復し、ICTサービスも4四半 期ぶりに前年比で増加に転じた。さらに、ICT経済は生産の拡大が設備投資に波及しつつあ る。背景にはアジア向け半導体等電子部品の輸出増と、エコポイント制度による持続的な 液晶テレビ需要増がある。ICT機械受注(民需)では半導体製造装置がけん引役である。


一方、ICT投資は本格回復に至っていない。ソフトウェア投資(ICTサービスの受注ソフ トウェア等)の減少が続き、ハードウェア投資(ICT機械受注(民需)の電子計算機受注) の減少幅は拡大している。今後はICT投資が本格回復を見せるかが注目点。主な懸念点は 政策効果の剥落である。ポイントは以下4点。

  1. ICT生産は6四半期ぶり、輸出は8四半期ぶり、サービスは4四半期ぶりに前年比で増 加に転じた(生産はプラス5.6%、輸出は0.5%、サービスは0.1%)。
  2. 輸出増は中国を中心としたアジア向け半導体が中心となっている。
  3. ICT機械受注(民需)は10−12月期に半導体製造装置が増加に転じた。一方で電子計算 機は減小幅が拡大。加えてICTサービスの受注ソフトウェアの減少が続いている。
  4. ICT経済の今後を見通すと、過去の上昇トレンドからみて生産の回復余地はまだあると みられる。今後の注目点は、生産回復が順調に続くのか又は政策効果の剥落によって 停滞してしまうのかという点及びICT投資が下げ止まるのかという点である。

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