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第7回シンポジウムのご報告
『ユビキタス幸福論』〜便利社会を超えた社会デザイン〜

II. インターネット利用者アンケート調査結果から

清水 博 (株)情報通信総合研究所取締役・主席研究員

清水 博 (株)情報通信総合研究所取締役・主席研究員どういったことに将来の夢とか希望が感じられるのかというようなことの意見を、具体的にいろんな地域の活動、あるいは外国の活動をご説明して、こういったものに対してどう感じられますかという形で意見をいただいた。

1点目は実際にアンケートに答えてくださった方たちのバックグラウンドとして、どういった形でインターネットを利用しているのか、あるいはそれ以外のメディアの利用の状況等を質問した。インターネットの利用状況は電子メール、検索エンジンを利用する、ホームページを見る、この辺が8割、9割ということで、この人たちがほかのメディアの利用と比べると、電子メールを読むというのはテレビを見るよりも多くなっている。また、新聞、本を読むよりも検索エンジンを利用したりホームページで調べるということが多くなっている。非常に幅広い世代にこの3つの項目の利用が進んでいる。

2番目が、利便性、あるいは安全性といった課題の個別について、これからいろいろ情報化、ブロードバンド化、ユビキタス社会に進んでいくときに、望ましい項目が実現する可能性、あるいは逆にそういった社会に対する不安、あるいはインターネット利用そのものについての不安といったようなことについての質問をした。治安の悪化、自然災害。インターネットや携帯電話を利用した犯罪等の増加への不安が多いが、便利さということの兼ね合いで使わざるを得ない、それだけ生活の中に浸透しているということがわかる。不安を感じながらも使わざるを得ないメディアというところに、これをどういうふうに安心・安全で開かれたものにしていくかということが、1つの課題として浮き上がっている。

3番目に、いろんなネットの活用事例の中の代表的な例を4つ選び、それらに  ついての認知状況、あるいは取り組みへの評価を中心に質問した。将来の社会の姿に対して実現すると思うか思わないか、そういった項目が実現すると好ましいことなのかどうかということで、結果を縦横にプロットした図があり、ネットの活用事例の認知度が上がると、ネットへの期待が伸びてゆく事がわかった。

便利社会を超えたところに皆さんの期待しているものが存在しているであろうということが読み取れるが、そのイメージはまだはっきりしていない。幾つか出始めた事例がそのヒントになるのではないかというようなことが、今回のアンケート調査で得られた。

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開会の辞

研究の枠組みに関して

インターネット利用者アンケート調査結果から

パネリスト意見発表

全体討論

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