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2012年2月3日掲載 |
2012年1月26日、英国Portland社がアフリカでのTwitterの普及に関する調査結果を発表した。アフリカ20か国でのTwitter利用について纏めている。アフリカにもソーシャルメディアが普及しているようだが、現状を見ていこう。 アフリカでのTwitter利用状況 今回の調査対象となった20か国は、アフリカの人口の70%、GDPの85%、インターネット利用者の88%を占めている。
【Twitterで受信している情報】
海外のメディアの多くがTwitterで情報発信をしているから、海外のニュースをフォローしている人が多いのだろう。サッカーが盛んな国の多いアフリカ諸国でスポーツ情報はそれ程多くない。Twitterがアフリカにおいて重要な情報源になってきていることがわかる。 実際にはどこまで浸透しているのだろうか? アフリカでTwitter利用者が急増しているとのことだが、どの程度普及しているのだろうか。南アフリカが500万以上の利用者がいて圧倒的に多い。2位にケニア(240万以上)、3位にナイジェリア(160万以上)と続く。 (表1)アフリカ諸国でのTwitter、携帯電話加入者、Facebook利用者および普及率 (Portland社およびITU、国際連合、Socialbaker発表資料を元に筆者作成) アフリカでのソーシャルメディアの発展に向けて このように人口に対する普及率で見てみると、ソーシャルメディアは携帯電話のように普及はしていない。多くの国でTwitterの普及率は1%未満である。 一方で、2011年の北アフリカ諸国での「アラブの春」に代表されるようなソーシャルメディアの活用やケニア軍によるソマリア進軍に対するTwitterでの情報発信(参考記事)など、日常生活の様々なところでソーシャルメディアが活用され始めている。TwitterもFacebookもまだまだこれから成長の余地がある。 ※本情報は2012年1月28日時点のものである。 |
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