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ICTと開発
 グローバル化とは「人、物、金、情報」が瞬時に駆け巡ることです。それを可能にしたのがICTです。ICTの登場によって途上国・新興国の人々の生活は激変しました。そこで使われるICTは最先端のものではありません。携帯電話1台で人々の生活を大きく変えることができます。ICTのインパクトは人間、社会、経済、国際関係というあらゆる面での開発に影響を与えています。

そして開発とは自立、自存の成長の過程であり、人々が自分たち自身の興味に基づく行動に参加することを通じて実現されます。開発の最初の目的は、貧困をなくし、生産的な雇用を提供し、全ての人々の基本的なニーズを充たすことでなければなりません。そして真の開発には民主的な諸制度と物事の決定に際しての民衆の参加が絶対に不可欠です。

開発においてICTの存在を無視することができなくなりました。そこで開発におけるICTが果たす役割とその可能性を検討していきたいと思っています。

本稿を通じてICTと開発の動向を読み取って頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願いします。

グローバル研究グループ 佐藤 仁

2013年

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