2016年10月5日掲載 ITトレンド全般 Global Perspective

インドネシアでも大人気、浴衣は「かわいい」ポップカルチャー



2016年9月にインドネシアのジャカルタで「Jak-Japan Matsuri 2016」(ジャカルタ日本祭り)という祭りが開催された。これは現地のインドネシア人や在留邦人らを集めて日本のお祭りを楽しんでもらうもので、今年で7回目を迎えたそうだ。太鼓やお神輿、日本風の縁日の屋台などが出され、多いに盛り上がっていた。インドネシア人の女性がムスリム特有のヒジャブと呼ばれる頭を覆うスカーフをかぶって日本の神輿を担ぐ姿は非常に興味深いものがある。

 日本のアニメやドラマ、音楽などのポップカルチャーは既にインドネシアや東南アジアではお馴染みだ。現地のテレビなどでも日本の番組は放送されているし、特にインターネットが普及しているので日本に来たことがなくても、多くのインドネシア人がYouTubeなどで日本のアニメやドラマ、音楽番組などを見ていることが多い。日本のアニメのコスプレ姿も海外では大人気だ。

 「Yukata」はかわいい。「Kimono」はクール

今回のジャカルタでの日本祭りの中でも一番目を引いたのが現地でも大人気のアイドルグループJKT48の浴衣姿だ。日本祭りに浴衣姿で登場してファンらと交流を楽しんでいた。浴衣は現地でもそのまま「Yukata」だ。その様子の動画が公開されている。

 インドネシアでは浴衣を着て出かけるような祭りはない。浴衣もコスプレのようなものだ。日本人にとっては夏の風物詩のような浴衣姿で珍しくもないかもしれないが、インドネシア人にとっては「日本の民族衣装」と思われている浴衣を着ている人を近くで初めて見る人も多い。JKT48は日本のAKB48の姉妹グループのため、着物姿は今年のカレンダーなどでも披露しており、ファンからもその妖艶な姿に「クール」と評判が高い。着物もそのまま「Kimono」だ。着物がクールである一方、浴衣は「かわいい」と評判が高い。浴衣姿のメンバーらも喜んでいたようだ。「kawaii(かわいい)」もインドネシアだけでなく世界中の日本ファンが知っている言葉だ。

 テレビやネットを通じて日本の様々な情報が世界中で見ることができるようになってきたが、実際に生で見たり、体験してみることの方がリアルに日本を感じることができる。浴衣も日本のポップカルチャーの1つなのだ。そして日本人が思っている以上に海外では浴衣ファンが多い。

 JKT48が日本に来た時の浴衣姿

 日本祭りでの浴衣姿でのJKT48

JKT48はインドネシアで「クールジャパントラベルフェア」などにも登場しており、日本とインドネシアの架け橋にもなっている。

(C) JKT48 Project

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