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世界の移動・パーソナル通信T&S

2002年3月号(通巻156号)

世界のニュース

 ネットワーク&スタンダード

■FCC、ウルトラワイドバンド(UWB)利用を認可

 2002年2月14日、米連邦通信委員会(FCC)は、超広帯域無線(UWB:Ultra Wide Band)の利用を認める最終規定を採択した。このUWB技術は、僅かな電力による出力で非常に広い帯域におけるデータ通信が可能であるという特性や、レーダーとしての利用も可能であるという特性を持つもので、通信分野においては超広帯域データ通信としての利用に着目されている。しかしながら、衛星通信(航空管制による利用)や、国防総省などの国家管理システムに対する干渉の可能性について問題視され、その利用について慎重な対応がとられてきていたものである。FCCは当初、2001年中にUWB利用に関する動議・通知書を作成するとしていたが、国防総省や、商務省側の慎重な対応によりその利用の可否の決定が延期されてきていた。
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■ホットスポットが新たなテレワーク市場を拓くか?シスコがCMO戦略を発表

 インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(以下シスコ)は2002年2月5日、ブロードバンドサービス時代の新しいワーキングスタイルを可能にする「シスコモバイルオフィス(Cisco Mobile Office/CMO) 」戦略を発表した。2001年〜2002年、国内ではまさに無線LAN元年といった様相を呈することが予想され、その中でシスコは一早く手を売ってきたことになる。ホットスポット概況も踏まえて報告する。
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