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世界の移動・パーソナル通信T&S

2002年11月号(通巻164号)

世界のニュース

 ネットワーク&スタンダード

■SIPの普及がワイヤレス・データ通信市場の新たな成長を加速するか?

SIP(セッション・イニシエーション・プロトコル)はモバイル・インターネットの世界ではまだ一般的な技術用語ではない。しかしSIPは携帯電話のデータ通信収益を押し上げるキーテクノロジーとなる可能性があり、今後移動通信の世界でも注目すべき技術である。本稿ではSIPの現況を述べるとともに、移動通信市場への影響について考察する。

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■フアウェイ(華為)、450MHz帯でのcdma2000方式対応技術を開発

中国のフアウェイ・テクノロジーズ社(華為科技、以下フアウェイ社)は、450MHz帯でcdma2000 1x RTT方式を実施するソリューション「CDMA450」を開発したと発表した。今回はこのCDMA450の状況を概観する。cdma2000は、日本のKDDIのサービスも800MHz帯で行っているように、動作する周波数帯を元々IMT-2000で規定された2GHz帯だけで無く、450MHz帯域、セルラー帯域(700-900MHz)、PCS帯域(1700-1900MHz)にも適応可能であり、今回フアウェイ社が発表した 「CDMA450」システムは450MHzの周波数帯で動作するもので米ルーセント・テクノロジー社なども同システムの開発/販売を行っていた。フアウェイ社の発表によると…。

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