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■世界のニュース |
▼市場・企業 |
■米国における地域固定通信キャリアによるワイヤレス・サービスの提供米国では、固定電話会社各社により「パッケージ・サービス」の展開が活発化している。この「パッケージ・サービス」は、長距離固定電話サービスおよび地域固定電話サービス、そしてDSL接続及びダイヤルアップ接続によるインターネット接続サービス、そして移動体通信サービスまでをバンドルするというものである。地域によっては、長距離固定通信および地域固定通信を月額定額料金で提供するといったものもある。この様なサービス展開は、各種サービスを「パッケージ化」することによる割安感と共に、ワンストップビリング、つまり一括の支払いで済むという利点を訴求する形がとられている。固定電話会社によるパッケージ・サービス提供の背景には、昨今の携帯電話やインターネットの普及により固定音声電話収入の侵食が進み、固定電話回線数ならびに固定電話収入が減少していることが挙げられる。... |
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■AT&T、固定・移動体のパッケージ・サービスを発表米長距離通信大手のAT&Tは2003年7月21日、家庭用の固定電話と携帯電話の両方で夜間・週末に無制限に通話できるパッケージプラン、「AT&T One」を発表した。 |
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■米デル、ワイヤレス・キャリア2社と提携し、ユビキタス環境の実現へ米デルは2003年6月、AT&Tワイヤレスと無線インターネット・プランの提供で、さらにT−モバイルUSAとWiFiの提供で提携を結んだことを相次いで発表した。これにより、デル社製ノート・パソコンならびにハンドヘルド機のユーザーは、各キャリアのサービスに加入すれば、T−モバイルが提供する全米2600ヵ所のポットスポットで高速無線接続が利用できると同時に、それ以外の場所や移動中ではAT&Tワイヤレスの広域無線インターネットが利用可能になる。2002年来、ホットスポットとセルラー・ネットワークの融合の動きがアナリストの関心を集めてきたが、パソコン市場を牽引するデル社の取り組みが本格化したことにより、需要が加速しそうだ。 |
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■VoIPデバイス大手のシスコが無線IP携帯電話を投入シスコ・システムズは、同社初の無線IP携帯電話端末「シスコ無線IP電話 7920」を2003年7月より日本国内で発売することを発表した。米国ではすでにベンチャー企業が無線IP携帯電話端末を開発、投入してきているが、IPデバイス関連企業大手の同社が参入した事は、今後無線IP携帯電話市場に大きな影響を与えることは間違いない。本稿ではシスコ社の端末紹介を中心に、同社の無線IP携帯電話市場戦略を概説する。 |
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■米アメックス、RFIDを利用する小額決済用カードの発行開始米アメリカン・エキスプレスは2003年7月16日、RFIDを利用したキーホルダー型の決済用カード「エクスプレスペイ(ExpressPay)」を希望する主要クレジットカード保持者に対して無料で発行すると発表した。このサービスは、2002年夏より米アリゾナ州フェニックスにおいて同社の従業員によるトライアルが行なわれてきたが、今後、同地域では一般ユーザーもこのサービスが利用できるようになる。エクスプレスペイを利用すれば、同地区のレストランやガソリンスタンドなど175店舗においてレジのカウンターでこのキーホルダーをかざすだけで支払いが可能となり、支払いが迅速化し利便性が増すとしている。 |
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