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世界の移動・パーソナル通信T&S

2006年7月号(通巻208号)

世界のニュース

 移動通信サービス
  • 韓国、LGテレコムがFMCサービス「気分ZONE」を提供へ
  • ヴァージン・モバイルUSA、広告閲覧で通話時間の延長サービス開始
  • メガSIMにおける標準化、各プレイヤーの思惑で難航

■韓国、LGテレコムがFMCサービス「気分ZONE」を提供へ

韓国において、最下位の第3位の移動通信事業者であるLGテレコムが、4月24日に「気分ZONE」というFMCサービスを発表、翌日に提供を開始した。韓国のFMCについては、固定通信事業者最大手のKTによって2004年よりサービス提供されている「One Phone」が一般的によく知られている。しかし、同サービスは諸々の事情により、市場においてその普及がほとんど進んでいないのが現状である。そのような中で、今回のLGテレコムによる、移動通信事業者サイドからのFMCへの参入が、韓国の同市場の活性化につながるのかどうか、その動向について注目が集まっている。
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■ヴァージン・モバイルUSA、広告閲覧で通話時間の延長サービス開始

モバイル広告の成長性がクローズ・アップされる中で、広告のビジネスモデルを取り入れた新たな通話料金サービスが登場している。ヴァージン・モバイルUSAは2006年5月30日、同社のユーザーがPCや携帯電話で広告を閲覧すると、携帯電話の無料通話分数が付与される新サービス「SugarMama」を発表した。携帯電話業界でこのようなサービスが導入されるのは初めてとなる。
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■メガSIMにおける標準化、各プレイヤーの思惑で難航

メガSIMを巡る動きが加速している。2005年末以来トライアルを実施したオレンジは商用計画を発表し、一部の事業者がメガSIM採用の検討を進める一方、それぞれのプレイヤーの思惑がからみ標準化は難航している。
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