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世界の移動・パーソナル通信T&S

2007年6月号(通巻219号)

世界のニュース

 ネットワーク&スタンダード
  • クアルコム、EV−DO Rev.C草案規格の通信デモを初公開

■クアルコム、EV−DO Rev.C草案規格の通信デモを初公開

クアルコムは2007年3月に米国のオーランドで開催されたCTIAワイヤレス2007の展示ブースで、UMB(Ultra Mobile Broadband)草案規格に対応した通信システムのデモンストレーションを初公開した。同時に、UMB対応チップセットのロードマップを報道発表している。UMBはIMT-2000のCDMA2000規格を推進する業界団体が、EV−DO Rev.A/Bの次の世代(Rev.C)に位置する広帯域無線通信規格として検討してきたものであり、IEEEにおいても、MBWA(Mobile Broadband Wireless Access)対応の802.20規格として標準化が進められてきた。しかし、802.20における標準化活動が一時混乱し、現在CDMA2000系の規格を採用する携帯電話事業者の一部がモバイルWiMAX(IEEE 802.16e)を支持する等の動きを見せたため、その動向が不安視されていた。
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