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世界の移動・パーソナル通信T&S

2007年6月号(通巻219号)

トレンドレポート

  • 欧米における広帯域無線周波数オークション
  • アップルに続きアマゾンもデジタル著作権管理(DRM)フリーの楽曲を販売

■欧米における広帯域無線周波数オークション

総務省は、2007年5月15日に、2.5GHz帯を利用した「広帯域移動無線アクセスシステム」の免許方針案を発表し、同免許方針案に対するパブリックコメントを募集した。今回発表された2.5GHz帯は、IEEE802.16e(モバイルWiMAX)等の高速無線通信サービスの提供が可能となるなど、高速無線通信サービスの提供を目指す通信事業者の期待が掛かっていたが、原則として第三世代移動通信免許を持つ事業者(3G事業者)およびそのグループ会社以外の、主に新規事業者に対する割当を目指す内容であることが明らかになった。
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■アップルに続きアマゾンもデジタル著作権管理(DRM)フリーの楽曲を販売

米国の音楽ダウンロード市場で85%のシェアを持つアップル(iTunesストア)は、大手レコード・レーベルEMIと提携して2007年5月30日から、デジタル著作権管理(DRM:Digital Rights Management)(注1)の保護のない(DRMフリー:コピー・プロテクションの制限がない)楽曲を1.29ドル(DRMのある楽曲は99セント)で販売を開始した。一方、米国におけるオンライン小売最大手のアマゾン・ドット・コムも、EMIと提携して今年遅くには、DRMフリーの楽曲の販売に踏切る。DRMフリーの楽曲販売にどんな意味があるのか。EMI以外の大手レーベルはどう動くのか。DRMフリーは、デジタル音楽市場にどんな変化をもたらすかなどを考える。
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