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世界の移動・パーソナル通信T&S

2008年1月号(通巻226号)

トレンドレポート

  • 日本の携帯電話市場、昨年の回顧と今年の展望

■日本の携帯電話市場、昨年の回顧と今年の展望

最近の携帯電話市場では、ソフトバンク・モバイルの躍進が目立つ。契約数の純増では7カ月間首位を続けている。白い犬になったお父さんがでてくる「ホワイト家族24」のテレビCMも好感度上位を続けている。携帯電話端末の割賦販売、自社の携帯電話相互間の通話を無料にする一連の「ホワイトプラン」の導入などによる積極策が功を奏している。これに対抗するため、KDDIおよびNTTドコモは、従来の料金プランを残しながらも、販売奨励金による端末割引はないが月額料金を低く抑える新料金プランを相次いで導入した。わが国の携帯電話市場は、今までの「ガラパゴス現象」から脱却して、開かれた新しい競争の局面を迎える予感がする。08年の携帯電話市場のキーワードは、MVNOと「オープン化」になるだろう。
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