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InfoComモバイル通信T&S

2009年11月号(通巻248号)

サービス関連(通信・オペレーション、製品・端末、コンテンツ・放送、その他)

■中国ICT大型イベント「PT/Wireless & Network Comm China 2009」など現地取材から見た中国3G市場の現状

2009年10月5〜9日に、ジュネーブでは6年ぶりに開催された(前回2006年は香港開催)大型ICTイベント「ITUテレコムワールド2009」では、中国勢の勢いが目立っていたという報道がすでに随所で見られている。この数年の中国を始めとする新興国のプレゼンス拡大により、ICT分野の展示会のあり様にも変化が見られているといった見方が出ている。「ITUテレコムワールド2009」については他の報道に譲るとして、本稿ではそれに先立ち中国で開催された大型ICT展示会「PT/ Wireless & Network Comm China 2009」(2009年9月16〜19日に北京で開催)を中心に、中国の3Gなど携帯分野での現地における生の状況を交えながら、筆者の個人的な印象をベースに最近の変節点に関する紹介をすることとしたい。

■「OECD通信アウトルック」と米国携帯電話業界の対応

OECDは2009年版「OECD通信アウトルック(OECD Communications Outlook)」を今年8月に発行した。国際的な「通信白書」とも言えるこの報告書は、20年前から隔年ごとに発行されており、毎回、OECD諸国における電気通信業界の変貌と電気通信サービス・料金の国際比較を行っている。
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