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情報通信総合研究所と九州大学大学院経済学研究院篠崎彰彦研究室では、ICT産業がマクロ経済に与える影響を把握するために「ICT関連経済指標」を作成し、これを用いた分析成果を四半期ごとにまとめた「InfoCom ICT経済報告」を公表しております。レポートのダウンロードは無料です。 最新レポート No.30 2011年7-9月期 NEW2011年7-9月期のICT経済は、緩やかな回復にとどまった。ICT生産・サービス総合指数の前年同期比で0.7ポイントの改善、マイナス4.3%となった。さらに月次ベースの動きをみると、7月は前年同月比マイナス3.8%、8月は同マイナス2.9%、9月は同マイナス5.9%と、V字回復には程遠い推移となっている。 第1の要因はICT生産に大きく影響するICT輸出の回復の遅れである。輸出全体では、7-9月期は前年同期比0.5%とわずかに増加に転じているが、ICT輸出は同マイナス7.4%にとどまった。世界的なパソコン需要の縮小が半導体等の在庫を押し上げたためだ。ただし、ICT輸出の月次ベースの推移をみると、7月は前年同月比マイナス9.1%、8月は同マイナス8.8%、9月は同マイナス4.1%と改善してきている。 ICT生産が9月にかけてマイナス幅を拡大させた原因はICT消費である。前期のICT消費は、前年同期比4.4%増と景気の下支え役を見事に果たしたが、今期は一転マイナス5.1%と大きく落ち込んだ。液晶テレビの需要の前倒しによる反動減が響いた。月次ベースの推移をみると、7月は前年同月比プラス6.4%、8月は同マイナス9.5%、9月は同マイナス11.7%と液晶テレビの需要減を大きく引きずっている。
ICT関連経済指標テクニカルペーパーInfoComICT経済報告に関連する以下のテクニカルペーパーも無料でダウンロード可能です。テクニカルペーパーは本来内部及び会員向け資料ですが、社会的に有用性が高いと考えられるものについては、多くの研究者・分析者に利用していただくために一部を公表しております。 |
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