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<世界の街角から>
プッシュ・トゥ・トークの利用の実際(米国)「ネクステルの方式は、クロウト向けだよなあ・・・、わしみたいなIT音痴には無理であります。仕事でなかったら1日でバンザイ・・・」と思いながらカスタマー・サービスと戦っておりました。ネクステルの主な顧客は企業ユーザと聞きましたが、「妙に納得」したわけであります。こうした方式だとマジに消費者市場では難しい、マス向けにやるなら何とか極めて簡単な操作にしないといけない、と思いました。それとカスタマー・サービスの充実。操作が複雑なので、カスタマー・サービスに依頼すればネットワーク側で設定してくれるそうです。ベライゾン・ワイヤレスの方式だと、何とか自分でやれます。 今回苦労したのは、、、 まず、端末を購入しても、アクティベーションされているのが1台だけであったり、キャリア側のシステム障害でオンライン操作できなかったり、アクティベーションしてからオンライン設定が利用できるまでに2週間かかる、などとのたまわれて、あわてて日頃おとなしい私が強行に文句をいい、押し切って、何とか24時間後からにしてもらったり・・・アメリカとはこういう国で、ある程度予想していましたが・・・。端末が全部一応使えるまでに2日がかり。 一応、使える状態にもっていっても、設定方式などが理解できない、理解しようにも何処にそれが書いてあるのか分からない。端末のマニュアルもとても不親切だし、いまだにネクステルのウェブの何処に使用説明があるのか分からない。グルーピングなど、何処に入ればよいのかも、カスタマー・サービスに聞いて分かった次第。そうこうしているうちに、DSLがダウンしてインターネット接続できなくなり、カスタマー・サービスと話してもウェブを見られないのでどうにもならず、この復旧にまる1日ロスし、これについても、トラブル・チケットを切ってくれたはずなのに、一向に復旧しないので電話してみるとキャリア側(AT&T)が処理ミスしていて、何も処理されていなかったり。私の胃腸はキリキリ舞い。これもアメリカ・・・。 このカスタマー・サービスにアクセスするのも、タッチトーンでごちょごちょ潜り込んで、オペレータが出てきてくれても、ソーシャル・セキュリティ・ナンバーや電話番号や身元確認をしてから話が始まります。でも、ネクステルの場合は、かなりスムーズで助かりました。自分でやるには雲をつかむような感じで、勉強時間があまりにも必要で、時間がないので、カスタマー・サービスを多用し、毎日、5時間以上はAT&T、ネクステル、ベライゾン・ワイヤレスのオペレータさん達と話していました。で、カスタマー・サービスの差も歴然と分かるわけであります。ネクステルはダントツ一位!ネクステルの顧客満足度が高い、チャーンが低いとよく言われますが、これは恐らく、カスタマー・サービスも大きな要因と思いました。「面倒な方式だけど、まあ、いいか」と、カスタマー・サービスの大切さ。 ご協力いただいた家族にも本当に感謝です!これで、家族の絆が少しでも深まれば幸いです…って、そんなわけないか。 |
横川 豊彦(NY在住) |
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