ホーム > レポート > 世界の移動・パーソナル通信T&S >
世界の移動・パーソナル通信T&S

2007年7月号(通巻220号)

世界のニュース

 ネットワーク&スタンダード
  • 米国のモバイル用デジタルTV方式:メディアフローの状況

■米国のモバイル用デジタルTV方式:メディアフローの状況

携帯機器を対象とする地上デジタルTV放送サービスは、日本では2006年4月から開始されている(いわゆる「ワンセグ」)。最近では、対応する携帯電話のラインナップが充実し、パソコン用の外付けチューナーも多数販売される等、もはや一般的なサービスになりつつある。一方、米国でも2007年3月にベライゾン・ワイヤレスが商用サービス「V-Cast Mobile TV」を開始した。本サービスで採用されている方式は、クアルコムが開発したメディアフロー(MediaFLO)である。この方式は、日本においても地上アナログTV放送サービス終了後の空き帯域を利用する次世代モバイル用デジタルTV方式の有力候補として、ワンセグ系の新方式(ISDB−Tmm)と共に有力視されている。本稿では、メディアフローを採用した米国のモバイル用デジタルTVサービス動向を概観し、日本と米国の状況の違いについて考察する。
▲トップ

▲このページのトップへ
InfoComニューズレター
Copyright© 情報通信総合研究所. 当サイト内に掲載されたすべての内容について、無断転載、複製、複写、盗用を禁じます。
InfoComニューズレターを書籍・雑誌等でご紹介いただく場合は、あらかじめ編集室へご連絡ください。