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世界の移動・パーソナル通信T&S

2009年2月号(通巻239号)

世界のニュース

 政策・規制

■中国でついに3Gライセンスが正式に発給

2009年1月7日、中国で長年検討が行われてきた3Gライセンスがようやく発給された。中国移動(チャイナ・モバイル)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、中国電信(チャイナ・テレコム)の3社に対し、政府は各社からの申請に形式上基づく形で各々異なる3方式の免許(TD−SCDMA、W−CDMA、CDMA2000 1xEV−DO)を交付した。今世紀に入ってから継続して中国通信業界の話題の中心にあった3Gライセンス問題が、通信キャリア再編と合わせ決着したことは極めて意義深い。本稿では2008年前半から今回のライセンス発給に至るまでの経緯を振り返るとともに、今後考えられる中国通信市場の方向性について論じることとしたい。
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■韓国、携帯電話へのWIPIの搭載義務を解除

韓国放送通信委員会(KCC)は2008年12月、現在韓国における全ての携帯電話にプラットフォーム「WIPI」搭載を義務付けている規制を2009年4月1日から廃止すると決定した。韓国では2000年初頭より国策としてWIPIを推進してきたが、携帯電話市場グローバル化の流れから、この規制を撤廃する運びとなった。本稿では、WIPIの導入、開発からその戦略を紹介し、廃止へと至った経緯を概観する。
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