|  | 新社名及び取得方法 | 規模 (1995年の数値の合計値)
 | 特徴 | 進行状況 | 
| SBC/パクテル | 新社名: 「SBCコミュニケーションズ」
 買収方法:
 SBCがパクテルを買収(株式スワップ方式)
 買収規模167億ドル
 | 収入:216億ドル アクセス回線数:3,000万回線
 従業員数:10万8,000人
 | 南西部及び潤沢なカリフォルニア州市場を受け持つ2つの巨大なベル電話会社の合併により、アジア太平洋ビジネス市場に強いリンクを持つ新会社が誕生する。 | 現在、カリフォルニア州のみ承認を得られていない。司法省、FCC、ネバタ州については承認済み。(1997年2月現在) | 
| ベル・アトランティック/ナイネックス | 新社名: 「ベル・アトランテック」
 買収方法:
 ベル・アトランテックがナイネックスを買収(株式スワップ方式)
 買収規模230億ドル
 | 収入:  265億ドル アクセス回線数:3,710万回線
 従業員数:13万2,800人
 | 合併によりマンハッタンとワシントンDCの2大企業市場を擁し、北東部-中部大西洋岸地域に広がる総収入265億ドルの巨大通信企業が誕生する。 | 現在、ニューヨーク州委員会は、ナイネックスのサービス品質の問題を重視。承認は得られていない。司法省は承認の方向へ。しかし、FCCの承認も必要。(1997年2月現在) | 
| ワールドコム/MFS | 新社名: 「MFSワールドコム」
 買収方法:
 ワールドコムはMFSの株式1株と、ワールドコム株2.1株を交換することになるが、MFS株主は59%のプレミアムを受取る
 買収規模140億ドル
 | 収入:  42億ドル 顧客数: 50万以上の事務用顧客
 従業員数:1万1,700人
 ファイバー・ネットワーク
 ワールドコムとして、11,000マイル以上を運用、MFSとして9,000マイルを建設中52市場で227,000マイル以上を展開。
 | 長距離資産の買収を最も積極的に進めるワールドコムと米国最大の代替市内サービス提供者のMFSとの合併。世界最大のインターネット提供事業者のUUNetも運用.豊富なサービス・ラインアップ。 | 1997年1月、規模は140億ドル、MFS株1株につきワールドコム株2.1株を交換で買収を完了。 | 
| BT/MCI | 新社名: 「コンサート」
 買収方法:
 BTが既に所有しているMCI株20%以外の残りの80%を取得し、BTがMCIを完全買収する
 買収規模210億ドル
 | 収入:  420億ドル 従業員数:18万3,000人
 | 太平洋をまたがる最初の通信会社の設立によりAT&Tを電気通信業界のリーダーの位置から蹴落とす。米国長距離市場の20%及び英国内市内及び長距離市場の90%を占め、加えて世界30ヵ国にネットワーク設備を所有することになる。 | EU委員会、FCC、司法省でそれぞれ検討中。承認については楽観的見方が多い。 |