プッシュ式電話を利用している住宅用及び事務用加入者は、(1-800-244-3737)に電話することにより、現在時点での課金情報を自動案内通知で知ることができる。月〜土に受付けており、現時点における請求金額のトータル、支払確認状況、などを知ることができる。
(4)ユーザーの立場に立って費用節減のアドバイス
顧客は請求料金に納得がゆかない場合、その料金について調査期間中の支払は要しないことが明記されている。また、州内の地点から自動ダイヤル発信装置によって発信された通話の受信をブロックしたり、有料情報サービスへの発信をブロックするサービスを無料で提供している。高額の長距離料金を請求される場合があるAOS業者(代替オペレータ通話提供業者)に対する注意を喚起するとともに、屋内配線工事はユーザーが自ら道具を入手して行うことを勧奨している。誤接続、回線不良、通話中に切断された等の場合は、オペレータに電話することにより、料金の払戻しを受けられることも明記されている。
→利用者の権利義務が明確に示されているところは、いかにもアメリカ的合理主義という感じであるが、ユーザーが状況に応じて対応できることを明記しているので、フェアな精神という感じがする。
(5)各種機能の提供
電話帳に同一姓の2名までの名前を掲載できるサービスを無料で提供している。有料サービスとして、ボイスメール、様々なカスタム・コーリング・サービスとそのパッケージング提供、保守サービス、コーラーID等のインテリジェント機能サービス、1つの電話回線で最大3つの電話番号と呼出音を使い分けるサービス、音声ダイヤル、電話帳非掲載サービス、などが提供されている。
→音声起動ダイヤル、呼出音の識別サービス、家族の氏名の重複掲載などは、低料金なら便利なサービスと言えるだろう。