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米国連邦通信委員会(FCC )は、1996年通信法施行4周年にあたる 2月 8日に "Telecommunications@the Millennium The Telecom Act Turns Four." という報告書を公表して、新通信法が施行されて以降4年間の成果を明らかにした。この日、ケナ−ド委員長はワシントンDCで行われたナショナル・プレス・クラブでの記念講演で、所見を述べるとともにこの報告書をリリースした。 (注)同委員長が講演で明らかにした「2000年の課題(agenda)」の核心は "ABCs" 、つまり「アクセス、ブロ−ドバンド、コンペティション」であった。 ケナ−ド委員長は、この報告書の発表にあたって、「今日、米国の電気通信の消費者は、より早い速度とより安い料金について、プロバイダーとサ−ビスの両方に、従来以上により多くのの選択肢を持っている。」とコメントしている。以下に、報告書のトピックスを紹介する。 |
料金の低下と需要の増加
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電気通信産業は積極的に投資し、技術革新を促進
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競争こそドライビング・フォ−ス
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これらの結果、電気通信産業はブ−ムになった。
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「ブロ−ドバンド・インタ−ネット時代」の幕開け FCC のケナ−ド委員長は来るべき「ブロ−ドバンド・インタ−ネット時代」について、講演のなかで以下のように語っている。
「米国の平均的なインタ−ネット利用者は、ウェブサイトからダウンロ−ドするのを待つために、 1年間に25時間を費やしている。また、ほとんどの米国人はインタ−ネットにアクセスするのに、一つのデバイス(デスクトップPC)しか使っていない。この状況が「ブロ−ドバンド・インタ−ネット時代」によって変わる。 |
(取締役相談役 本間 雅雄) e-mail:編集部宛>nl@icr.co.jp (入稿:2000.2) |
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