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マルチメディアソフト振興協会の予測によると、1996年のマルチメディア市場規模は前年比45.7%アップの3兆8,512億円と推計されている。その牽引役はハードウェア市場。なかでも「CD-ROM対応型のマルチメディアパソコン」の売れ行きが好調で市場全体の30%を占めている。 「マルチメディアパソコン」の次に期待される商品は、ハード市場では「家庭用カラオケ」「デジタルビデオカメラ」など、ソフト市場では「マルチメディアパソコン用CD-ROM」「テレビゲーム用CD-ROM」などである。 ネットワークサービス市場はまだ小さいものの「パソコン通信」「インターネット」の成長ぶりが注目される。 |
年 | 1992 | 1993 | 1994推計 | 1995推計 | 1996予測 |
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ハードウェア市場 * | 3,116 | 3,346 | 10,686 | 18,058 | 27,706 |
ソフトウェア市場 ** | 4,620 | 5,390 | 6,638 | 7,068 | 8,517 |
ネットワーク サービス市場 | - | - | 626 | 1,311 | 2,289 |
単位:億円 出典:(財)マルチメディアソフト振興協会「マルチメディア白書1996」 1992年と1993年は1994年版「白書」の算定数値 *92年と93年の内訳は「マルチメディアハード」「カートリッジ型ゲーム市場のハード」「通信系」 **92年と93年の内訳は「CD-ROMソフト」「カートリッジ型ゲーム市場のソフト」「シアター型ソフト」 |
(入稿:1996.07)
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