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電子協の発表によると1996年度上半期のパソコンの国内出荷台数は前年同期比39%増の338万台であった。 過去最高であった95年度下半期を上回り半期ベースの最高を更新した。 前年同期比の伸び率が台数ベースでは縮小したものの、金額ベースでは44%増えている。この背景として、モニター一体型やCD-ROM内臓型が増えて単価が上昇したことと価格競争が一服したことなどが考えられる。 96年度通期の出荷台数は750万台と予測されている。昨年11月に発売された「Windows95」に替わるものの見当たらない今年の下半期、どこまで伸びるか注目したい。 |
93/上 | 93/下 | 94/上 | 94/下 | 95/上 | 95/下 | 96/上 | |
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出荷台数 | 1,019 | 1,363 | 1,449 | 1,900 | 2,434 | 3,270 | 3,384 |
前年同期比 | 139 | 168 | 172 | 139 | |||
出所:日本電子工業振興協会「わが国におけるパーソナルコンピュータの平成8年度上半期出荷実績」 |
(入稿:1996.11)
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