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世界の移動・パーソナル通信T&S

2004年5月号(通巻182号)

世界のニュース

 市場・企業

■ ロシアのモバイル通信市場

近年、東中欧のモバイル通信の進展が目覚しい。チェコ、ハンガリー、スロベニアは、2003年12月時点ですでに70%以上と、西欧諸国と同等の普及率を示している。地域全体の年間成長率は44%と非常に高い。ロシアについては、31%と普及率はまだ低いものの、年間103%と急激に成長している。ここでは、大きな潜在市場を有するロシアのモバイル通信事情を概観してみる。 …
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■ AT&Tワイヤレス、携帯電話による音楽認識サービスを開始

米第3位の携帯電話事業者AT&Tワイヤレスは2004年4月15日、米国で初めて携帯電話を使って流れている音楽の曲名を識別するサービスを開始したと発表した。 …
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■ 英クラウド、新たなビジネス・モデルでホットスポットを提供

公衆の場で無線LANを利用できるホットスポット・サービスは、登場してから数年が経過するものの、収益を確保できるビジネスモデルの模索は依然として続いている。このような混迷状態の中、ニュートラル・ホスト・オペレーターという形態で参入を図るプロバイダーが登場し注目が集まっている。本稿では、このしくみと英国クラウド社のサービス概要とその事業について紹介する。 …
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■ ハチソン、端末価格値下げと映像コンテンツで3G提供へ

香港でW−CDMAによる3Gサービスを展開するハチソンは2004年3月18日、提供する携帯電話機の一部機種で、販売価格をおよそ半額にまで値下げし、また放送系映像コンテンツの充実も図った。これらの施策により、新規加入者獲得のペースアップが期待されるが、その効果が出てくるには時間がかかる可能性がある。 …
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■ 西欧のEDGE展開について

各国でEDGE導入の動きが活発化している。2004年3月27日にGSMアソシエーションが発表した数値によれば、世界50ヵ国、76の事業者がEDGE(Enhanced Data Rates for Global Evolution)を導入済、もしくは導入を計画していることを発表している。東ヨーロッパ、及びアジアにおけるEDGEの展開は、3Gへの移行を当面見合わせている通信事業者が主にネットワーク構築費用面の理由からGPRSを上まわる通信速度を求めて導入するものが主流となっている…

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■ 欧州でも料金競争が加速か。T−モバイルの新タリフ「リラックス」好調

T−モバイルが2004年2月に提供を開始した、時間単位の通話料金プラン「リラックス」の契約数が、サービス開始以来20万を超える盛況ぶりを見せている。3月には、通話プランに加えてSMSを対象とした新料金プランも導入されたが、更に、T−モバイル・オーストリアでは、事実上の定額制ともいえる通話プラン「リラックス・プラス」の提供が開始された。 …
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