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2005年8月掲載 |
新コーナー「みんなのためのIT経済メモ」はじまります。(予告)
2005年9月から、新しいコーナー「みんなのためのIT経済メモ」を開始します。
「みんなのためのIT経済メモ」は、「デジタル景気は今どうなっているのか?」「IT経済の今後の見通しは?」「IT産業は景気の牽引役になっているのか?」「IT消費の動向は?」というようなIT経済に関する概況をみなさんにお知らせしていくちょっとしたメモです。 IT経済の動向は、新聞などのマスメディア情報や、仕事上で得られる情報の中、われわれの身の回りに点在していますが、IT経済メモによって、IT経済の概観を簡潔に把握できるようにすることを目指しています。 IT経済で取り上げるのは、通信産業とエレクトロニクス産業です。通信産業は、光ファイバやインターネットの普及によって、公益的性格の高い事業から利益を生み出す戦略的産業への転換期にあります。エレクトロニクス産業は、デジタル家電の普及が期待される中で、国際競争力を取り戻そうとしている段階にあります。いずれもこれからの日本の景気やマクロ経済の動向を考える上で、注目すべき産業です。これらの産業に注目すると同時にインターネットや携帯電話などの通信ネットワークの利活用による構造変化が具体的に日本経済にどのような影響を及ぼしているか。例えば新たな市場創出や、利便性という価値創出が企業部門、家計部門、政府部門の経済主体にとってどのような意味があるのか、あるいは構造変化の具体例を捉えていくことが求められています。 情報通信分野の専門シンクタンクとして、弊社はIT経済の分析をおこない、日々私たちの生活やビジネスで起こっているITに関連した事象を経済的側面から明らかにしています。われわれの分析のほんのちょっとのエッセンスを“IT経済メモ”として、IT産業の動向及び、マクロ経済動向における位置づけを定期的に包括的に分析することによって、IT経済の課題、展望を検討していきます。また、IT経済を捉える上でのキーワードを掲載し、“IT経済早わかり”を目指します。 今回は、1.“みんなのためのIT経済メモ”とは? 2.情報通信総合研究所オリジナルのIT関連経済指標とは何か?をご紹介します。 みんなのためのIT経済メモとは大きく分けて2種類あります。 1つは、四半期概況を定期的(9,12,3,6月)に掲載予定です。
IT関連経済指標情報通信総合研究所では、日本におけるIT経済動向をマクロ的に鳥瞰するため、IT関連経済指標を作成・開発しました。IT関連経済指標は、供給サイドとしては生産(財、サービス)、需要サイドとしては設備投資(民需・官公需)、消費、輸出入を政府の公表統計から、IT関連と定義される品目を抽出し、指標化したものです。 <IT関連経済指標の説明> IT関連と言及している詳細な品目に関しては、1号以降で随時紹介していきます。
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手嶋 彩子 |
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