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1996年8月掲載 |
情報通信革命はいつ来るか?1.新しい動きに乗り遅れるな! マルチメディア、インターネットなど情報通信に関する関心が異常に高まっている。中央省庁、地方自治体、各種産業、マスコミ、ビジネスマン、学生などそれぞれが情報通信インフラの構築、EC(エレクトロニック・コマース)、バーチャルモール、イントラネット、電子マネー、ホームページ、ネットサーフィンなどのキーワードに見られるような活動、実験に精を出している。 2.政策、活動、実験の実態 さまざまな組織が情報通信革命に取り組んでいるにもかかわらず、その歩みはそれほど速くない。
3.方向の転換が必要だ 今まで述べた情報通信革命への取り組みはトップダウンのタイプが多い。つまり、コンピュータ、通信に強い人々が彼等の知識を前提として、弱い人々を教育、リードしようとしている形である。平たく言えば数学に強い人々が、数学とか方程式と聞いただけで寒気がする人々に微積分を教えようとしているようなものである。これでは全体のレベルはなかなか上がらない。 |
取締役 通信事業研究部長 小澤 隆弘 |
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