Googleストリートビューで大学キャンパス見学

2012年9月6日、Googleがストリートビューで見られる日本国内の大学が増加したことを発表した。新たに追加された41校を含め、全部で79 校の121 のキャンパスがストリートビューで閲覧できるようになった。

【参考】今回追加された上智大学（東京）のストリートビュー

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ストリートビューで大学の雰囲気を楽しむ

大学では高校生や保護者を対象にして夏休みに「オープンキャンパス」といった大学の授業を体験したり、在校生や教職員と会話して大学紹介を行うイベントを開催している。そこでは実際に大学のキャンパスで実施することから、高校生らは大学内の雰囲気を感じることができる。それは志望校決定の要因の1つになることもあるだろう。

しかし地方の学生や海外からの留学生など、全員が「オープンキャンパス」に参加できる訳ではない。現在では大学のホームページは非常に多くのコンテンツが掲載され充実しているが、オンライン上のストリートビューによって大学の雰囲気を感じることができるだろう。さらに大学にとってもオンライン上ではあるが、大学の雰囲気を全世界に伝えるプラットフォームとして活用し、海外からの留学生に大学をアピールできる。

また卒業生の方は、久しぶりに母校をストリートビューで楽しむこともできるだろう。懐かしい校舎をオンライン上で見つけたり、在学時になかった建物を発見したり、当時の校舎が改築されていたりと、新たな発見もあるだろう。

日本国内の大学のストリートビューはこちらで閲覧できる。
海外に留学していた方で簡単に母校を訪問できないという人もオンラインで母校を楽しむことができる。海外の大学のストリートビューはこちらにリストがあるので留学していた大学があるか探してみてはいかがでしょうか。数分で楽しめるタイムトリップである。

かつてインターネットが普及していなかった時代は、大学からのパンフレットを見ながらどのようなキャンパスか想像を膨らませていたものである。情報通信技術の発展によって、パソコンの前で大学の雰囲気を感じたり、母校を懐かしむことができる時代になった。とはいえ「オープンキャンパス」に参加できる学生は実際にキャンパスを訪問した方が良い。
オンライン上でのコンテンツがどれだけ発展しても「リアルに自分で歩いて感じる体験」に勝るものはない。

【参考動画】コネチカット大学（アメリカ）でのGoogleストリートビュー撮影映像(2012)

＊本情報は2012年9月18日時点のものである。