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2013年7月17日掲載 |
梅雨が明けてから、日本列島は猛暑日が続いている。2013年7月1日から7月7日までの間に2,594人が熱中症で搬送されたと消防庁が発表した(※1)。その後も東日本を中心に猛暑日が続き、熱中症で搬送される人が後を絶たない。熱中症対策については「こまめに水分補給しましょう」とメディアでも多く取り上げられているので、本稿では熱中症予防のアプリについて紹介していきたい。 熱中症予防のプロダクトやアプリAndroidでもiPhoneでも検索するといくつかの熱中症予防アプリがあり、多くが無料である。また期間限定(夏のみ)のものも多い。さらに天気予報アプリの中の1つのコンテンツとして熱中症予防を取り上げているところもあるので、自分にとって使いやすいものを探してみるのが良い。
「熱中症アラート」
気温・湿度・気象条件から求めた熱中症指数を確認できる。アプリ提供元の日本気象株式会社は他にも「雷アラート」や「竜巻アラート」も提供している。
「熱中症ナビ」
毎日の熱中症危険度を知らせてくれたり、熱中症の専門医である大越先生のコラム、熱中症の基礎知識や予防法の紹介など。2013年7月12日、天気カテゴリーで1位。サラヤ株式会社提供。
「熱中症アプリ」
現在の位置情報から割り出した現在地周辺の気温・湿度と気温・湿度から算出した熱中症危険度を表示する。アプリ提供元の株式会社昭和商会は工事用ヘルメットや熱中症応急処置セットなどを販売している。 ●通信事業者が提供する熱中症予防のプロダクト、アプリ (2)NTTドコモ 補助手段としての熱中症予防アプリスマートフォンのアプリは熱中症予防にとって、あくまでも補助手段である。それでも貴重な情報を提供してくれる。実際に熱中症で倒れてしまう前に基礎知識や予防法としてアプリを活用してはいかがだろうか。 (参考) *本情報は2013年7月15日時点のものである。 ※1 総務省消防庁(2013) ※2 ソフトバンクBB(2013), 「SoftBank SELECTION、日本気象協会監修による ※3 NTTドコモ(2013)「熱中症予防アプリ「あなたの街の熱中症予防」を提供開始」(2013年7月1日) |
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