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2014年1月8日掲載 |
2013年12月26日の時事通信に「サイバー防御強化=ロシアの脅威意識か−「エストニアの教訓」学習・フィンランド」というタイトルの記事が配信されていた。サイバースペースをめぐる国家間の対立とサイバー攻撃からの防衛の在り方について考えてみたい。 「サイバー防御強化=ロシアの脅威意識か−「エストニアの教訓」学習・フィンランド」(時事通信より)まずは2013年12月26日の時事通信の記事を以下に引用する(※1)。 (ここから) 北欧フィンランドが枢要インフラであるコンピューターシステムをサイバー攻撃から守る取り組みに力を入れている。第2次大戦中、旧ソ連と戦い、一部領土を失った歴史を持つフィンランドは、ロシアの絡む安全保障問題にひときわ注意を払っている。サイバー防御体制の強化の根底には、ロシアへの警戒心があるのは間違いない。 サイバースペースをめぐる国家間の対立とサイバー攻撃からの防衛のポイントこの短い記事の中にサイバースペースをめぐる国家間の対立とサイバー攻撃からの防衛のポイントが表れている。 (1)サイバースペースでの攻防はリアルな国家間対立の延長 (2)過去の事例からの学習 (3)綿密な連携 システムの高度化とともに脆弱性も多くなり、それに伴って国家でのサイバースペース防衛はこれからも急務で重要な課題である。過去からの学習とともに国内外の様々な機関との綿密な連携がますます重要になってきている。 *本情報は2013年12月27日時点のものである。 ※1 時事通信(2013年12月26日)「サイバー防御強化=ロシアの脅威意識か−「エストニアの教訓」学習・フィンランド」 |
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