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2014年2月4日掲載 |
Googleは2014年1月29日、アジアにおける閲覧数に基づく「ストリートビュー」の人気ランキングを発表した(※1)。日本でのおなじみの日本の観光地は、日本のユーザーだけでなくアジアのユーザーにも人気があり閲覧数が高いことがわかった。今回、日本やアジアだけでなく台湾や香港で人気のストリートビューも公表している。その中には日本の都市、観光地も多くランクインしている。台湾、香港、アジアの方々が日本のどのような都市、名所に興味関心があるのかをストリートビューの閲覧数から推測ができる。 日本を訪問する外国人旅行者が2013年には1,000万を突破した。その多くがアジア諸国からの訪問客である(※2)。また安倍首相は東京オリンピックが開催される2020年に向け、外国人観光客を年間2,000万人にまで増やすことを目指す考えを示している。今後もますます外国からの訪問客が増加するであろう。 現在はストリートビューでPCやスマートフォンの前で世界中のあらゆる都市、観光地の様子を見ることが可能で、観光に行く前や帰ってからもアクセスして楽しむことが可能である。行くことが難しい地域でもストリートビューで閲覧して「行った気持ち」になることも可能である。Googleでは同日、宮城・山形の県境付近を走る道路「蔵王ハイライン」近くで1月下旬に撮影したばかりの「樹氷のストリートビュー」も公開した。今後も日本だけでなく世界中の多くの都市や観光名所がストリートビューとして公開されることが期待される。日本のストリートビューはアジアから注目が高いことは日本人としてもっと誇りを持ってよいことだろう。 一方で、日本人が多く閲覧している海外のストリートビューはハワイ、ローマ、パリ、アメリカなど昭和時代からの日本人が大好きな観光地と、ガラパゴスのような「行くことが難しい」地域で、トップ10にアジアのストリートビューはランクインしていない。アジアの多くの人々が日本のストリートビューに高い関心を示しているのに、日本人はアジア諸国の都市や観光地のストリートビューへの関心は低いようだ。 以下にそれぞれの地域で人気のストリートビューのリンク先を記載しておくので興味があれば辿って頂きたい。 (1)アジアで人気の世界のストリートビュー
(2)日本で人気の世界のストリートビュー
(3)台湾で人気の世界のストリートビュー
(4)香港で人気のストリートビュー
(5)日本で人気の海外のストリートビュー
【参考動画】 大きな地図で見る *本情報は2014年1月31日時点のものである。 ※1 Google(2014), “The world's virtual tourists rush to Japan” ※2 日本政府観光局(JTO) |
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