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2014年3月25日掲載 |
2014年3月24日、厚生労働省は11年ぶりに「睡眠」について、新しい指針をまとめた。若年・勤労・熟年の3世代別に睡眠の注意点やアドバイスを盛り込んだ。いくつかの新聞やメディアでも扱っていたことから目にした人も多いだろう。 以下に毎日新聞Web版と読売新聞Web版の同記事を引用しておく(※1)。 「若年・勤労・熟年の3世代別に注意点やアドバイス」 厚生労働省の検討会(座長=内山真・日本大主任教授)は24日、若年・勤労・熟年の3世代別に睡眠の注意点やアドバイスを盛り込んだ新たな睡眠指針をまとめた。改定は11年ぶりで、4月に公表する予定。若者には夜更かしや、寝床に入ってからのメールやゲームのやりすぎを避けるよう求め、熟年には年齢に合った睡眠時間を勧めるなどしている。 続いて、読売新聞Web版について見てみよう。 「10代前半8時間以上、朝寝坊はダメ…睡眠指針」 健康に役立つ睡眠の知識を深めてもらおうと、厚生労働省は24日、睡眠の指針をまとめた。2003年に策定された指針の見直しで、注意するポイントを若い人、働く人、高齢者の世代ごとに示したのが特徴だ。 「寝床スマホ」は睡眠不足のもと今回厚生労働省がまとめた新たな睡眠指針によると、若い人が寝床に入ってから携帯電話のメールやゲームを長時間続けることに対して注意喚起を行った。たしかに、寝床に入ってからも携帯電話やスマートフォン、ゲームを触っていたら、光の刺激で目が冴えてしまうことから眠れなくなる。これは若い人だけではなく、勤労世代、熟年世代においても同じである。そしてこれは最近になって登場したものではなく、10年以上前から言われ続けていることである。 メールやゲームが気になって、寝床に入って、眠る間際まで携帯電話やスマートフォンを触っている人は多いのであろう。これは携帯電話やスマートフォンだけでなく、就寝間際までパソコンの前に座っていても、目が冴えてしまい眠れなくなることから、同じであろう。 さらに寝床にスマートフォン、携帯電話を持ち込んでいるから、朝起きたらすぐに寝床でスマートフォンや携帯電話でメールやらニュースなどのチェック始めている人も多いだろう。 「ながらスマホ」としては「歩きスマホ」が大きな問題となっており、各地で対策が講じられている。「歩きスマホ」は他人に迷惑がかかる行為でから駅に注意喚起のポスターが貼ってあるが、「寝床スマホ」は誰も注意してくれない。自分で自身を律していかなくてはならない。 *本情報は2014年3月25日時点のものである。 ※1 毎日新聞Web版(2014年3月24日)「若年・勤労・熟年の3世代別に注意点やアドバイス」 読売新聞Web版(2014年3月24日)「10代前半8時間以上、朝寝坊はダメ…睡眠指針」 |
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