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2014年11月10日掲載 |
株式会社電通は2014年10月30日、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の通勤・通学者を対象に実施した「通勤・通学時における動画視聴」調査の結果を発表した(※1)。交通機関を利用中の動画視聴者が増えたとは言われているものの、具体的にどんな動画コンテンツをどのようなプラットフォームで視聴しているのかについて、詳細な調査はこれまで行われていなかった。 電通「通勤・通学時における動画視聴調査」同調査は以下の通りで実施。
結果として以下のような行動が見られた。
(図表1)通勤・通学時の動画視聴頻度 ![]() (出典:電通) (図表2)通勤・通学中の動画視聴時間シェア ![]() (出典:電通) (図表3)通勤・通学時の動画視聴方法 ![]() (出典:電通) (図表4)通勤・通学時の動画視聴理由 ![]() (出典:電通) 「歩きスマホ」には気を付けてスマートフォンのディスプレーが大型化し、またタブレットの普及拡大が見込まれる中、動画が視聴されやすい環境が整ってきており、電車やバスの中での動画視聴は今後もますます増加するものと電通は予想している。その通りであろう。 さらに電池の持ちも以前に比べるとかなり良くなった。また現在では東京を初めとする大都市では地下鉄でもネットワークが入るところが多く、通勤中でもストレスなく動画を視聴することが可能である。 しかし動画によっては、通勤・通学中の電車の中だけでは終わらないことが多い。そのせいか駅やプラットフォームでイヤホンしながら「歩きスマホ」している人も見かける。たしかに通勤・通学中に動画を視聴することは「暇つぶし」に最適だろうし、そのようなことができるのもスマートフォンが登場し、ネットワークや端末、動画コンテンツが整備されたからである。一方で「歩きスマホ」は危険である。線路に落ちて大事故になったり、他人にぶつかって他人に怪我をさせてしまってからでは遅い。 通勤・通学時の動画視聴による「暇つぶし」はこれからも増えるだろうが、「歩きスマホ」には気を付けてください。 *本情報は2014年11月6日時点のものである。 |
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