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世界の移動・パーソナル通信T&S

2002年4月号(通巻157号)

世界のニュース

 政策・規制

■MVNO事業促進を目指すスペインの新制度

  スペインの通信規制当局CMTは2002年3月、27企業に移動体サービス再販の予備免許を附与した。同時点で、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)サービスを律する法制度はまだ最終的に公表されていないが、CMTはこれに先行して予備免許を交付することにした(スペインでは、法律でカバーされていないサービスの提供を望む者は当局に予備免許/認可を申請することが可能である)。同国は、移動体市場の競争を促進するためにMVNO導入には積極的であるとされている。この免許は当面2年間有効であり、規制制度がそれまでに整わない場合はさらに1年の延長が可能である。スペインはこのたびA2免許と呼ばれる、新タイプの免許を特にMVNOのために設けている(上記の予備免許を受けた者が全て厳密にこのカテゴリーに入るかどうかは、報道などからは明らかではない)。この免許は次のような特徴を持っているとされている…。
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■スウェーデンでSMP認定−ECにおるSMP認定を巡る政策の動き−

 2002年2月21日、スウェーデン郵便電気通信庁(PTS)は、移動網における相互接続市場において、エウロポリタン・ボーダフォン、テレ2につき、新たなSMP認定を発表した。本判断は、「25%基準」を用いて為されたものである。判断内容及びECのSMP認定につき、概観する。…
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