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世界の移動・パーソナル通信T&S

2002年4月号(通巻157号)

世界のニュース

 移動通信サービス

■AT&Tワイヤレス、米国版iモードを開始予定

 シアトル・タイムズの報道によるとAT&Tワイヤレスは、 2002月4月よりiモードの米国版サービス「mモード」の提供を開始する計画である。シアトル・タイムズによると、mモードは18〜34歳の顧客をターゲットとしており、携帯電話で電子メールの送受信、ウェブ閲覧ほか、カレンダー、アドレス帳などが利用できる。料金は月額2ドル99セント〜12ドル49セント。なお、他の利用者の状態を把握した上でメッセージの送受信ができるインスタント・メッセージ・サービスも本年6月より利用可能となる見込み。AT&Tワイヤレスでは、PDAやノートPC等多様なデバイスからのアクセスについても検討していおり、例えば…。
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■米国携帯電話事業者、ファミリー向け料金プランを積極展開

 現在、米国において各携帯電話事業者はファミリー向け料金プランを設定している。これは、低いARPUでの収入となろうとも、よりユーザー数を増加させようとする普及拡大を狙いとするものと考えられるが、特に、普及の伸び悩んでいる若年層に対する普及のきっかけとなるとも考えられており、また、事業者からのチャーンを減少させることができるという強みも持ち、長期的には、事業者にとって有利になると考えられて展開されているものである。米国のファミリー向け料金プランは、そのプランの月額利用料金を課することにより、家族が無料通話料金分を共有することができるというものである。ほとんどの携帯電話事業者のファミリー向け料金プランは…。
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■ボーダフォン、モバイルコマース・サービス「m-pay bill」を開始

 ボーダフォンは2002年3月、英国においてモバイルコマース・サービス「m-pay bill(エムペイ・ビル)」を開始した。将来的には欧州全域における商用展開を目指す意向である。「m-pay bill」では0.05〜5ポンド(9〜900円:1ポンド=180円換算)までの少額決済を対象としている。また、WAP経由ではなく通常のインターネット経由でも利用可能で…。
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■MMSはSMSのような成功を収めることが出来るか

 ある移動通信系コンサルティング会社の試算によれば、全世界のMMS市場規模は2005年末迄に100億ドル/月に達するとされ、投資銀行のリーマン・ブラザーズは、2005年までにデータ・サービスの月間ARPU11ユーロの内、MMS分として7.10ユーロが使われるようになるだろうと発表している。期待の星としてもてはやされるMMSではあるが、本当にSMSのような成功を収めることができるのか、一部では疑問の声も挙がっている。次にその具体例を示す…。
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