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世界の移動・パーソナル通信T&S

2003年3月号(通巻168号)

世界のニュース
 政策・規制

■英国電波庁、GSMゲートウェイについて意見募集

2002年11月4日、英国電波庁は無線電信(免許不要)規則(Wireless Telegraphy (licence exemption))の適用対象を固定ユーザー局にも拡張し、この中にGSMゲートウェイを含めるとする提案に対する意見募集を開始した。意見提出期限は2003年2月21日まで。

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■米国における運転中の携帯電話使用禁止の動向

米国において、運転中の携帯電話の使用が原因となって引き起こされた交通事故による死者は年間2,600人、負傷者は33万人と報告されており、いまや社会問題となっている。ニューヨーク州では2001年12月、全米初の運転中の携帯電話使用を禁止する州法が発効された。違反者に対しては、100ドル、2回目には200ドル、それ以後の悪質犯に対してはそのつど500ドルの反則金が科せられる。当初はこれを機に一気に米国でも使用禁止が広がるかと思われたが、現在のところフロリダなど6つの州が運転中の携帯電話の利用についてなんらかの制限をしているにとどまっている。現在、20以上の州でニューヨークと同様の州法の導入が検討されている他、米上院でも数年前から国家単位での規制を検討している。その反面、既に10を越える州では携帯電話の使用制限に関する州法が廃案となっている。

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■韓国の移動系番号ポータビリティ、「段階的」実施へ

韓国の移動系番号ポータビリティが2004年1月から「段階的」に実施される模様だ。「段階的」というのは、移動通信事業者毎に異なる開始年月が設定されるということ。世界では他に例を見ない方式であり、そのユニークな政策が特筆に価しよう。その具体的な内容を、韓国の移動系番号ポータビリティの最近の経緯と共に説明する。
2002年11月の時点では、韓国政府は、2003年から開始される第3世代携帯電話サービス開始と同時に、同サービスにおける移動系番号ポータビリティを開始する方針としていた。ちなみにKTFは、..

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