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世界の移動・パーソナル通信T&S

2006年9月号(通巻210号)

世界のニュース

 政策・規制
  • フランスのSMS卸売料金規制案がEUに承認される
  • ドイツの移動体着信料規制案がEUに承認される

■フランスのSMS卸売料金規制案がEUに承認される

2006年7月27日、フランスの規制当局ARCEPはSMS着信の卸売市場を規制する欧州で最初の国となった。これに先立つ7月14日、欧州委員会がARCEPの規制案を承認したためである。SMSは欧州委員会が定めている規制対象市場のリストである「関連市場勧告」には含まれておらず、フランスは独自にこの市場を画定して分析した。現在、SMSはEUレベルでも規制の方向が固まりつつあり、欧州委員会は2006年6月29日発表の関連市場勧告の見直しコンサルテーションで、規制対象に卸売SMS市場を含めることを提案している。
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■ドイツの移動体着信料規制案がEUに承認される

2006年7月20日、欧州委員会はドイツによる移動体着信の市場分析に基づく規制案を承認した。ドイツはこれまで移動通信市場を規制したことがなく、今回決定された規制措置が最初の例となる。同国は2005年11月に市場画定と支配的事業者の決定についてEUの承認を受けていたが、具体的な規制措置の決定は先送りにされていた。
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