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世界の移動・パーソナル通信T&S

2007年7月号(通巻220号)

世界のニュース

 市場・企業

■新たな固定・移動融合技術「フェムトセル」

2007年4月から6月に掛け、日本では小型基地局である「フェムトセル」(Femtocell)に対する注目が集まった。NTTドコモは、2006年度決算発表の中で、フェムトセルの取り組みを開始することを明らかにし、さらにソフトバンク・グループは2007年6月28日に、フェムトセルの無線実験局の免許を取得し、その翌日から実証実験を開始した。現在、ピコチップ(picoChip)、IPアクセス(ip.access)、ユビキシス(UbiquiSys)等のベンダがフェムトセルの開発を進めており、2011年までに3,200万台のフェムトセルが出荷されるとの予測も発表されている。
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■韓国のKTF、HSUPAサービスを開始

韓国第2位の移動通信事業者であるKTFは、2007年6月14日にソウル、釜山等の主要都市でHSUPAサービス開始を発表した。前月末に首位事業者のSKTが10月にHSUPAサービスの提供計画を明らかにしていたが、KTFはHSDPAサービスの全国提供開始時と同様にHSUPAサービスについてもSKTに先駆けて市場に出すという戦略に出た。
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■AT&TがIMSベースのビデオ共有サービスを開始

米AT&Tは2007年6月19日、携帯電話で通話中に通話相手とライブ・ビデオを共有できるサービス「AT&T ビデオ・シェア」を、米国で初めて開始した。同サービスは、AT&Tが構築を進めているIMS(IP Multimedia Subsystems)ベースの次世代ネットワーク上で展開される同社初のサービスでもある。
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