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世界の移動・パーソナル通信T&S

2007年7月号(通巻220号)

トレンドレポート

  • YouTube創始者訪台に見る、固定インターネット・サービスのモバイル化
  • 「Yahoo! Go for Mobile2.0」が全米でスタート

■YouTube創始者訪台に見る、固定インターネット・サービスのモバイル化

またたく間にインターネット界のスタンダードに急成長したYouTube。創始者のひとりが台湾出身であることは日本では意外に知られていないようだが、台湾ではこれまでしばしば取り上げられてきた。2007年6月、このサクセス・ストーリーの主役であるスティーブ・チェンが台湾を訪問。「資産100億NTドル」「29歳独身」「ジーンズにピアス」「すでに『台湾系アメリカ人』となった恋人」など、いかにも台湾らしいフレーズで新聞を賑わせる時の人となった。
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■「Yahoo! Go for Mobile2.0」が全米でスタート

インフラの整備が進んだこともあって、米国におけるモバイル産業の主戦場が、インフラからアプリケーションやコンテントに移りつつある。大手検索エンジン会社間の競争がモバイル分野に波及しつつある中で、米国ポータル・サイトでトップのヤフーは、同社がパソコン向けに提供している様々なサービスを携帯端末からも利用できるようにする「Yahoo! Go for Mobile」に取り組んでいる。2007年1月にベータ版を公開していたが、6月22日から「Yahoo! Go for Mobile2.0」を全米で正式に開始すると発表した。同時に同社は、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、インド、タイなど13ヵ国で、「Yahoo! Go for Mobile2.0」を各国でローカライズしたベータ版の提供を開始するとしている。ネット企業のこのような動きを睨んで、携帯電話会社が対抗策として選択した2つの事例についても紹介する。
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