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InfoComモバイル通信T&S

2012年8月号(通巻281号)

サービス関連(通信・オペレーション、製品・端末、コンテンツ・放送、その他)

  • つながるクルマが目指す「スマート」とは
  • 成長の転換期を迎えたベトナム携帯市場〜業界再編の動きが活発化
  • 世界のセルラーM2M市場(その2)〜欧米の携帯通信事業者のM2M戦略とベンダーの動向

■つながるクルマが目指す「スマート」とは

013年には、車載テレマティクス(インフォテイメント)システムを搭載した「つながるクルマ(コネクティッド・カー)」が本格化することが予想される。ホンダは秋に米国市場で「HondaLink(ホンダ・リンク) 」というクラウドベースの車載テレマティクスシステムを搭載したクルマを販売することを発表した。ホンダだけではない。米ゼネラル・モーターズ(GM)のOnstarも17年に渡る経験を活かしつつ、多様な自動車アプリを開発するプラットフォームの構築を着々と進めている。その背景にあるのは、スマートフォンとクラウドサービスであり、この2つのトレンドは自動車企業が目指してきた「自動車がつながること(Connected)で生まれる新たな付加価値」の作り方も変えようとしている。

■成長の転換期を迎えたベトナム携帯市場〜業界再編の動きが活発化

ベトナムの携帯市場はこれまでの遅れを取り戻すかのように、近年驚異的な速さで成長を遂げている。2006年末時点で20%台だった携帯電話普及率は、その後僅か3年で一気に100%を超えるまでに上昇した。しかしながら市場が飽和する中、2011年以降成長ペースに大きな陰りが見え始め、業界再編の動きが活発化するとともに、成長維持のため海外市場へ積極的に進出し始めた事業者も出てきている。本稿では、ベトナム携帯市場の概況をお伝えするとともに、成長の転換期を迎えた同市場の最新動向および今後の展望について解説する。

■世界のセルラーM2M市場(その2)〜欧米の携帯通信事業者のM2M戦略とベンダーの動向

先月(2012年7月号)に続いて、欧米の主要な携帯通信事業者のM2M戦略、ならびに世界のM2Mプラットフォーム・ベンダーとセルラーM2Mモジュール・メーカーの動向を概観する。
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