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InfoComモバイル通信T&S

2012年2月号(通巻287号)

テクノロジー関連(無線:ワイヤレス、有線:固定系、インターネット・PC)

  • 米国における4G LTEサービスの現状
  • 多発するサイバー攻撃〜標的型サイバー攻撃に備える

■米国における4G LTEサービスの現状

世界各地でLTEネットワークの建設が急ピッチで進み、LTE加入数が急増している。特に、北米におけるLTE加入数の増加が著しく、2012年9月末時点で2,230万に達し、全世界の51%を占める(図1、図2)。さらに、北米ではLTE加入数が、2016年にHSPA加入数を上回り、2017年末には2億200万に達すると予測されている(図3)。

図1,図2,図3

■多発するサイバー攻撃〜標的型サイバー攻撃に備える

アメリカの大手新聞社New York Times、Wall Street Journal、Washington Postの社内コンピュータシステムに、中国国内からのものとみられるサイバー攻撃があったと各社が2013年1月末から2月にかけて報じた。またTwitterは2013年2月1日、Twitterに大規模なサイバー攻撃が行われ、約25万人の情報にアクセスされた可能性があることを同社の公式ブログで明らかにし、同日該当ユーザーのパスワードをリセットする措置をとった。さらに米国エネルギー省もサイバー攻撃の被害に遭い、職員の情報が流出した。日本では2013年2月、外務省がサイバー攻撃の被害に遭ったと報じられた。今回はこれらのサイバー攻撃を概観しながら、改めてサイバー攻撃対策について見ていく。サイバー攻撃は決して他人事ではない。
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