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InfoComモバイル通信T&S

2014年3月号(通巻300号)

サービス関連(通信・オペレーション、製品・端末、コンテンツ・放送、その他)

  • OTT化する自動車メーカー?
    〜スマートカーに学ぶサービサーと通信キャリアの関係構築
  • Mobile World Congress 2014は、世界の通信業界の転機になる
  • Mobile World Congress 2014の展示レポート:
    CESにつづき自動車に注目が集まる
  • Androidベースの新たなNokiaのミドルエンド端末「Nokia X」シリーズ
  • コンテンツ・キュレーションと変わるコンテンツの流通
  • Googleのロボット産業への参入とその真意
  • 国内海外の主要携帯事業者のARPUの動向(2013年10〜12月期)
    〜データシェアプラン導入が移動通信市場に与える影響

■OTT化する自動車メーカー? 〜 
スマートカーに学ぶサービサーと通信キャリアの関係構築

スマートフォンのプラットフォームを掌握した二大勢力のアップルとグーグルが、スマートフォンに代わる(ポスト・スマホの)次なる主戦場として、車載器向けプラットフォーム進出に向け動き出し、自動車の情報端末(=スマホ)化が現実味を帯びてきた。すでに各国大手自動車メーカーは、シリコンバレーに研究開発拠点を設置し、IT開発者との接点を持つ中で、ウェブ業界と同様に、自動車用のAPIを公開し、開発者コミュニティを形成する自動車メーカーも登場している。

■Mobile World Congress 2014は、世界の通信業界の転機になる

今年のMobile World Congressは、今後中期の将来を考える上で、大きな転機になるかもしれない。毎年、このイベントにはいい意味で裏切り続けられてきた(事前の期待以上の成果をもたらしてくれた)が、今年も(少なくとも筆者は)事前に期待感が盛り上がらず、いいお土産を持って帰れるのだろうかと多少の心配もあった。しかし、現地で収集した多くの情報をつなぎ、分析し、包括的な理解が進むにつれ、2014年のMWCも、通信業界の今後を見通すには、数多くの示唆を与えてくれた。筆者は、今後の通信業界に求められるものは「フレキシブルさ」だと感じている。

■Mobile World Congress 2014の展示レポート:
CESにつづき自動車に注目が集まる

2014年2月24日から27日にかけて、スペインのバルセロナで開催されたMobile World Congress 2014(以下、MWC)では、通信事業者やOTT企業の幹部による講演が行われた。また、それに加えて各種メーカーによるスマートフォンやタブレット、通信機器の展示が行われるとともに、いわゆる「コネクテッド・カー」と呼ばれる自動車も展示された。本稿ではその一部の模様について写真を交えて紹介する。

■Androidベースの新たなNokiaのミドルエンド端末「Nokia X」シリーズ

Nokiaは2014年2月24日、長い間登場が噂されていた同社初のAndroidベースのスマートフォン「Nokia X」をスペインのバルセロナで行われたMWC 2014のプレスカンファレンスで正式に発表した。Nokiaの新たなスマートフォン戦略を見ていきたい。

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