2005年6月号（通巻195号）

■ＢＴが21世紀網のサプライヤーを選定

2005年４月28日、ＢＴは21世紀網の構築に関する供給事業者を選定したことを発表した。ＢＴが押し進める21世紀網は、最も急進的なプログラムで、同社は2008年迄に電話通信網をオールＩＰ化すると宣言している。またそのために、今後５年間で100億ポンドの投資を必要とする。…

■韓国パンテック＆キュリテル、ＳＫテレテックを買収

2005年５月４日、ＳＫテレコムは子会社で韓国第４位の携帯電話メーカーであるＳＫテレテックの株式の大半を、第３位のパンテック＆キュリテルに売却すると発表した。これにより、合併後の会社は第２位のＬＧ電子とほぼ対等の国内市場シェアを持つことになるが、…

■イスラエルのテレコムの大きな変化

イスラエルにおいて、「米通信キャリアのベルサウスが保有する、セルコム(Cellcom)株式の売却」と、「国有系キャリアのベゼク(Bezeq)の民営化（政府保有株式の売却）」という２大イベントが24時間以内に同時に進展したという点で注目されている。…

■カリブ諸国の携帯電話事情

カリブ諸国は島嶼地域・国から構成されており、イギリスやフランス、アメリカの援助を受け入れている地域や国々も少なくない。主要産業は農業や観光業であり、これまで携帯電話事情について言及されることは少なかった。今回はカリブ諸国のうち代表的な地域・国を取り上げ、携帯電話に関する動向を明らかにすることを目的とする。…