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世界の移動・パーソナル通信T&S

2006年6月号(通巻207号)

世界のニュース

 市場・企業

■欧州大手事業者、国際ローミング料金を相次いで値下げ

2006年5月、欧州の大手移動通信事業者各社が、国際ローミング料金の値下げに動いた。欧州委員会による国際ローミング料金への規制に向けた動きに対し、先手を打った形。これまで料金水準ではそれほど激しい競争とはなっていなかったこの領域で、通信事業者が自主的な値下げで対応してきているが、欧州委員会による小売料金値下げへの提案には反対意見が多い。
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■SKテレコムとアースリンクの合弁会社ヘリオ、米MVNO市場に参入

韓国SKテレコムと米インターネット・サービス・プロバイダー、アースリンク(EarthLink)が折半により計4億4,000万ドルを投資し、2005年1月に設立したMVNOの合弁会社ヘリオ(Helio:2005年10月にSKアースリンクから社名変更)が、いよいよサービスを開始した。韓国通信事業者による米国市場進出はこれが初となる。
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■韓国、モバイル・ブロードバンド分野をめぐる最新動向

現在の韓国は、有数のIT先進国の1つとして、アジアのみならず世界各国からその動向に注目が集まっている。その理由として、1990年代後半から2000年前半にかけて、2つの情報通信分野の発展において大きな成功をおさめてきたため、と認識されている。
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■英国プレミアリーグTV放映権のオークション
〜スカイによる放映権独占は崩れ、価格は上昇〜

2007〜2009年度の英国サッカー・プレミアリーグのTVライブ放映権のオークションが、2006年5月5日に終了した。今回のオークションでは、欧州委員会の圧力によりこれまで放映権を独占してきたBスカイB(衛星放送)が全ての放映権を獲得することを禁じられた。
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■主要事業者によるHSDPAの導入への動きが活発化

2005年11月、米シンギュラー・ワイヤレスがいち早くHSDPAを導入したのをはじめとし、2006年に入り各国主要事業者でHSDPAの導入、もしくは導入計画を発表するなどの動きが活発化してきた。現在、「2006年中にHSDPAの導入を計画している、あるいはすでに導入している」と発表した事業者は95社にのぼる(3Gアメリカ資料より)。
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