松尾剛行氏著『サイバネティック・アバターの法律問題』が第41回電気通信普及財団賞 奨励賞を受賞 | 情報通信総合研究所:ICR

松尾剛行氏著『サイバネティック・アバターの法律問題』が第41回電気通信普及財団賞 奨励賞を受賞

2026年03月26日更新
株式会社情報通信総合研究所

左から電気通信普及財団 理事長 巻口英司氏、松尾剛行氏、第41回テレコム人文学・社会科学部門 座長 鈴木秀美氏

左から電気通信普及財団 理事長 巻口英司氏、松尾剛行氏、第41回テレコム人文学・社会科学部門 座長 鈴木秀美氏

弊社レポート誌「T&S World Trend Report」にご連載いただいた松尾剛行氏の著書『サイバネティック・アバターの法律問題』(弘文堂、2024年)が第41回電気通信普及財団賞「テレコム人文学・社会科学賞 奨励賞」を受賞されました。

本書は、CA(サイバネティック・アバター)に関連する最新の法的課題について、幅広く検討するもので、「現実世界と仮想世界をまたぐ主体・客体のアイデンティティの問題など、新たな法的論点を整理した研究成果である」として評価いただきました。

 

松尾氏からは今回の受賞を受け、弊社に対し、次のとおりコメントをいただきました。

「アバター法は将来の技術革新を見据えた実務と理論の架橋に関わる重要テーマであり、本書はその未来に備えた法解釈論と立法論を提示する試みであるところ、新保史生教授のご指導があってはじめて実現しました。そこで、今回の受賞が新保プロジェクト全体の成果であることを強調したいです。また、原稿をレビュー下さった情報通信総合研究所の栗原佑介主任研究員、同酒井基樹主任研究員、そして丁寧な校閲をして下さったWTR編集部の皆様に心より感謝しています。」

 

また、研究の推進にあたり、内閣府主導のムーンショット研究開発制度の目標1「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」のプロジェクト・マネージャーである新保史生氏(慶應義塾大学教授)からも、弊社に対し、次のとおりコメントをいただきました。

「サイバネティック・アバター(CA)の研究開発・利用・社会実装に伴う法的課題を体系的に論じた学術書として、現実空間と仮想空間が高度に融合するサイバー・フィジカル社会において従来の法概念では対応しきれない問題群に対し、法解釈論と立法論の双方から精緻な検討を加えた意義は極めて大きく、松尾氏の卓越した研究成果に深く敬意を表します。」

 

弊社は、このたびの受賞を心よりお祝いするとともに、今後も情報通信分野の重要テーマに関する質の高い発信に努めてまいります。

受賞概要

・受賞名:第41回電気通信普及財団賞 テレコム人文学・社会科学賞 奨励賞

・受賞作品:『サイバネティック・アバターの法律問題』(弘文堂)

・著者  :松尾 剛行氏(桃尾・松尾・難波法律事務所 パートナー弁護士/慶應義塾大学 特任准教授)

・関連ページ:T&S World Trend Report

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