「日本の通信インフラの論点 データセンター大移動は実現するか」にコメント掲載
2024年02月27日更新
株式会社情報通信総合研究所
弊社研究員のコメントが掲載されました。
「北へ向かう傾向は明確にある」情報通信総合研究所 ICTリサーチ・コンサルティング部主任研究員の左高大平氏は世界的な情勢についてそう話す。前述の理由に加えて「DCに求められる要件が厳しくなるなかで、好きなところに建てることが難しくなってきた」ためだ。
(中略)
ことはEUにとどまらない。シンガポールも2019年からDC建設を一時的に停止 2022年に解禁はしたが、非常に条件は厳しくなった」(左高氏)
(中略)
需要地に近いほど通信遅延と通信コストが抑えられるうえ、高速・高品質なネットワークを安価に調達しやすい。電力供給体制も整っており、また「高スキル人材を確保しゃすいこと」(左高氏)も見逃せない要素だ。
(中略)
左高氏も「東京・大阪と、例えば北海道にできる新DCでは使い方が違ってくると見る。
(中略)
地方へ移すにあたり、デメリットをカバーするのはネットワークの力。都市DCと地方DCの使い分けを実現するためにも、ネットワークの役割はどんどん大きくなる」と左高氏はその必要性を強凋する。
月刊テレコミュニケーション(No.476 2024年3月号)より引用
タイトル:[特集]日本の通信インフラの論点 (Part5)データセンター大移動は実現するか 生成AIは北海道で開発
媒体名:月刊テレコミュニケーション
掲載号:No.476 2024年3月号
対応者:主任研究員 左高 太平
リンク:https://www.telecomi.biz/index.html
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