InfoCom ICT経済報告(No.66) | 情報通信総合研究所:ICR
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InfoCom ICT経済報告(No.66)

2020年09月15日更新
株式会社情報通信総合研究所

InfoCom ICT経済報告(No.66)
No.66(2020年8月25日)

「InfoCom ICT経済報告」No.66を公開しました。

 

2020年4-6月期のICT経済概況は、以下をご覧ください。
全文は無料でダウンロードしていただけます。

 

情報通信総合研究所では、ICT産業が国内マクロ経済および諸産業に与える影響を把握するために「ICT関連経済指標」を作成し、これを用いた分析成果「InfoCom ICT経済報告」を公表しています。

InfoCom ICT経済報告について詳しくはこちら

 

2020年4-6月期のICT経済概況

【2020 年4-6 月期のポイント(前年同期比)】

2020年4-6月期のICT経済は減少に転じた。ICT財は、前年同期比マイナス5.3%と6期連続で減少した。ICTサービスは、同マイナス3.0%と減少に転じた。ICT財は、在庫調整局面にある。

需要サイドは、ICT輸出が7期連続でマイナスを記録し、ICT財生産へのマイナスの影響が継続している。ICT設備投資(民需)は再び減少に転じた。一方、ICT消費はパソコン等の需要の増加により、同3.5%増となり、ICT輸入は増加に転じている。

月次ベースで見ると、5月は新型コロナウイルスによるマイナスの影響が財生産面、輸出面で顕著となったが、国内経済全体の大幅な落ち込みに比べ、ICT経済の減少幅は小さい。5月に底打ちし、6月には減少幅は縮小している。足元では感染が再び増加傾向にあるが、withコロナを見据えたデジタル化の推進を受け、2020年7-9月期は、緩やかに回復するか注目される。

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