600株式会社という会社をご存知だろうか?
自動販売機のような無人コンビニをオフィス等に設置する、というサービスを提供している会社だ。1月29日の報道では、ベンチャーキャピタルから1億円を調達し、2019年内に500箇所への設置を目指すとしている。
無人型コンビニは、米国で、電子商取引大手のAmazonが、「Amazon Go」という店を出している。このAmazon Goでは、買い物客が入店し、ただ商品をとっていくだけで買い物が完了する、という「レジレス」という形を採っている。
日本のコンビニにおいては、レジレス、というものよりも、「セルフレジ」、つまり買い物客が自分でバーコード等を読み取り決済する、あるいはRFIDを使ってゲートを通り過ぎるだけで決済ができる、といった取り組みが始まっている。
600の場合も、商品にはRFIDがついており、商品がとられると購入として認識され、クレジットカードで決済するものだ。
コンビニでの支払いは場合により長い列ができ、なかなか面倒なものだ。特にお昼などの急いでいるときには。今後のコンビニでは、支払いのために並ぶ、という手間がなくなっていくのかもしれない。
情報通信総合研究所は、先端ICTに関する豊富な知見と課題解決力を活かし、次世代に求められる価値を協創していきます。
調査研究、委託調査等に関するご相談やICRのサービスに関するご質問などお気軽にお問い合わせください。
ICTに関わる調査研究のご依頼はこちら関連キーワード
滝田 辰夫(退職)の記事
関連記事
-
世界を変えるAI技術:スタートアップ企業の挑戦
- AI・人工知能
- WTR No420(2024年4月号)
- インド
- シンガポール
- スタートアップ
- 日本
- 欧州
- 生成AI
- 米国
-
欧州委員会がスペインのOrangeとMasMovil合併を条件付きで承認
- MNO
- WTR No420(2024年4月号)
- スペイン
- モバイル通信事業者(海外)
- 欧州
-
ICT雑感:イーロン・マスクとシリコンバレーの人間模様
- ICR雑感
- WTR No420(2024年4月号)
- 米国
-
電池の未来
- WTR No420(2024年4月号)
- 国内
- 環境
-
経済安全保障推進法の重要インフラ事業者の届出義務
- WTR No420(2024年4月号)
- インフラ
- 国内
メンバーズレター
会員限定レポートの閲覧や、InfoComニューズレターの最新のレポート等を受け取れます。
ランキング
- 最新
- 週間
- 月間
- 総合