風見鶏 “オールド”リサーチャーの耳目(2015年06月)
2013年6月に社長を退任しましたが、情総研の幹部の意見という公の立場を離れて、今後は、ひとりの先輩リサーチャーとして見聞したことを“臍曲りな複眼的な視点”から自由に書いてみたいと思い、この「風見鶏―“オールド”リサーチャーの耳目」を設けました。
最近のICTを巡る動きには、価値観の上でジェネレーションギャップを感ずることも多くあり、ここでは敢えて“オールド”リサーチャーと名乗ることにした次第です。
皆様の参考になる事象を出来るだけ(意欲と体力の続く間)数多く取り上げてみたいと考えています。
(追伸)「風見鶏」は2013年9月から毎月掲載を続けてきましたが、体力・気力の低下に従って今後(2016年7月以降)は隔月、原則奇数月に掲載することに改めます。
前・情報通信総合研究所 顧問 平田 正之
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※対象期間:2015年~
先月5月中旬に宮城県内の東日本大震災被災地を巡ってきました。県南部の長い砂浜が続く名取市・岩沼市から、北の岩手県にまで及ぶ切り立った岩場が連なるリアス式海岸地帯の石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市まで、今、震災被害地はどうなっているのか、復興の模様はどうなのか…