風見鶏 “オールド”リサーチャーの耳目(2015年11月)
2013年6月に社長を退任しましたが、情総研の幹部の意見という公の立場を離れて、今後は、ひとりの先輩リサーチャーとして見聞したことを“臍曲りな複眼的な視点”から自由に書いてみたいと思い、この「風見鶏―“オールド”リサーチャーの耳目」を設けました。
最近のICTを巡る動きには、価値観の上でジェネレーションギャップを感ずることも多くあり、ここでは敢えて“オールド”リサーチャーと名乗ることにした次第です。
皆様の参考になる事象を出来るだけ(意欲と体力の続く間)数多く取り上げてみたいと考えています。
(追伸)「風見鶏」は2013年9月から毎月掲載を続けてきましたが、体力・気力の低下に従って今後(2016年7月以降)は隔月、原則奇数月に掲載することに改めます。
前・情報通信総合研究所 顧問 平田 正之
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ITトレンド全般
火山「噴火速報」を巡る議論について
2015年11月13日
前・顧問/平田 正之
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ITトレンド全般
火山「噴火速報」の運用と携帯通信環境のギャップは携帯事業者の努力不足のせい?
2015年11月2日
前・顧問/平田 正之
気象庁は今年8月4日午後2時から、24時間態勢で監視している全国47の火山を対象に「噴火速報」の運用を始めています。これは初噴火や普段を上回る大規模な噴火が発生した際に、登山者等に対し携帯端末やラジオなどを通じて情報を送り避難を呼びかける速報で、発生後5分以内…
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※対象期間:2015年~
11月2日に、この風見鶏に“火山「噴火速報」の運用と携帯通信環境のギャップは携帯事業者の努力不足のせい?”と題して、気象庁の火山噴火予知連絡会・火山情報の提供に関する検討会の報告(平成27年3月)に関して、携帯通信のエリアカバーの問題が事業者の不備、努力不足と…