2018年10月9日掲載 ITトレンド全般 ICR研究員の眼

「本を聴く」古くて新しいUX体験

この夏Amazonがオーディオブック配信サービスの形態を見直し

今年8月末、Amazonが書籍の朗読を聴くことができるオーディオブック配信サービス「Audible(オーディブル)」をサービス形態を見直しを行った。Amazonの新たなサービスは料金は月額1,500円。月額会員に登録後、1カ月間は無料で利用できる。毎月1冊好きなオーディオブックをダウンロードでき、追加購入も可能。1冊あたりの値段は通常の紙に比べるとやや高めという感じだ。

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【Audible画面イメージ】

米国では古くから普及

オーディオブックそのものはアメリカでは古くから普及しており、マイカー通勤を行っている知人の車に同乗させてもらった際に、書籍タイトルのついたカセットテープが転がっていたのを何度も目にした。

使ってみた

今回、深い理由はないが、なんとなく一度試してみるかなと思って、この週末にアプリをダウンロードしてみたところ、これが非常にいい。私の場合はThomas Friedmanの「遅刻してくれてありがとう(Thank you for being late)」の英語版をダウンロードしたところ、新たな体験として大満足した。これまで英語書籍の場合、私の場合は、だいたい途中で挫折することがほとんどであったが、聞くと頭にスッと入ってくる感じで、格段に内容の理解がしやすい。さらに、文章上ではよく使われるが、あまり口語では聴くことのない英単語の発音が分かったりするメリットもある。再生速度も0.5~3.0倍まで調整可能で各々の聞く能力で対応が可能だ。
通勤時間の過ごし方に新たな楽しみが増えた。

「百見は一聞にしかず」

日本語で「朗読」と聞くと小学校の国語の授業を思い出してやや、堅苦しく感じられる方も多いと思う。私もそう感じていた。昔から「百聞は一見にしかず」というが、オーディオブックの場合、「百見は一聞にしかず」という感想だ。一度、お試しいただきたい。

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