2022年2月25日掲載 ITトレンド全般 InfoCom T&S World Trend Report

ICT雑感:はじめてのダイエット


Devon Breen(Pixabay)

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年春頃からステイホームが呼びかけられ、もちろんそれだけが理由ではないものの、2020年の年末頃には私の体重が今までになく増えていました。見かねた子供たちが家族全員でダイエットをしようと提案してくれ、そのおかげで今では約1年前のピーク時より8㎏ほど減量することができたので、そのことについてお話ししようと思います。

結婚してからの2年間で10kgほど体重が増加したことがあったのですが、子供が生まれ、子供中心の食生活となった途端に体重が減少し、その後も子供と一緒の食生活を送ったおかげで体重を維持することができていました。ところが、体の方は歳とともに徐々に新陳代謝が悪くなり、成長した子供たちと一緒に食事をする回数が減ったこともあって、ここ数年は体重が増加するようになってきました。ステイホームがそれに拍車をかけ、冒頭でお話ししたように今までの最高体重を記録してしまいました。

家族全員でのダイエットは1月からの2カ月間で全員がそれぞれ申告した目標体重を実現するというもので、私の場合は5kg減を目標としました。夕食等全員での食事は野菜中心として、お米の摂取を減らし、摂取した食事メニューと体重、体脂肪等を毎日アプリに登録することとしました。私にとっては生まれて初めてのダイエットでしたが、新たな気づきがいろいろとありました。サラダ専門店が結構あちこちにあって、様々な種類のサラダのメニューがあり、トッピング等をするとサラダだけで腹いっぱいになることは驚きでした。それよりも大きな発見だったのは、時代を反映して今ではアプリがダイエットの必須アイテムになっていることでした。世の中には多数のアプリが存在して、それぞれ一長一短あるのだと思いますが、一例として私が利用しているアプリについてお話しします。そのアプリは、最初に目標体重等を設定することで、日々進捗管理をしてくれます。毎日一定の時間になると食事メニューと体重・体脂肪を投入するよう促してくれ、また、歩数計とも連動します。食事メニューを投入すると摂取カロリーの合計だけでなく、塩分や糖分といった成分についても自動計算して、その都度、糖分を摂りすぎとか、脂質が不足しているといった簡単なコメントをしてくれます。そして夜10時頃にその日トータルの摂取カロリーと消費カロリーを合計してくれて、この調子だと1カ月後には○○㎏になるといったコメントのほか、栄養バランス、運動量等を踏まえて点数付けしてくれます。概ね70点以上を獲得すると良い評価で、気持ちよくその日を終えることができます。アプリ自体に改善の余地はまだまだあるものの、私としては活用することで楽しみながらダイエットができたと感じています。

自分なりにアプリの効用を分析すると、アプリに投入することを通じて、毎日自分の体重・体脂肪に気を遣う習慣がついたことが挙げられます。また、食べた物を食後に振返ることで、自分の食事を客観視し、メニューごとのカロリー量が感覚的にわかってきたことも大きな効果だと思います。カロリー消費量よりカロリー摂取量の方が多ければ体重が増えるなんて誰でもわかる理屈ですが、それを具体的な数値によって示されることで説得力があり、継続するインセンティブになるのだと思いました。

アプリを勧めてくれた子供たちは昨年3月の家族全員の取組み期間終了とともにとっくにアプリの利用を止めてしまい、今では家族では私一人しか利用していません。その私も最初の頃は面白いように体重減少して成果を日々実感していたのですが、今ではペースがかなり鈍化し、現状体重を維持するのが精一杯という状況です。また、利用を止めた子供たちはややリバウンドしているようです。

アプリは今後も進化し続け、精度はますます向上していくと想定されますが、あくまでツールに過ぎず、最終的に重要なのは本人の意志だということを改めて感じた次第です。昨年末に受診した人間ドックでは、要経過観察とされた事項がいくつかあり、健康には気を遣う必要があることを実感したので、今後もアプリを利用しながら健康的な生活を送るよう取組んでいこうと思っています。

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